テスラ株価急落の原因は?理由は何か?Twitter買収が問題!

経済

2022年はテスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)がTwitterを買収する騒動で世界を騒がせていましたが、本業の自動車産業はどうなっているのでしょうか?

2023年初の取引となった1月3日の米株式市場で電気自動車(EV)大手テスラ株が12%以上急落して注目となっています。

電気自動車産業はここ数年で世界で盛り上がる産業として成長産業とされていますが、テスラ社に関しても同じといえます。ところが2023年初めからテスラの株価は急落しておりどこまで下がるのか注視されているのです。

今回はテスラ株価急落の原因は?理由は何か?Twitter買収が問題か?について調べてみました。

テスラ株価急落の原因は?理由は何か?

2023年初の取引となった3日の米株式市場で電気自動車(EV)大手テスラ株が12%以上急落しています。需要低迷に加え、物流の問題で納入台数が予想を下回ったことが市場が嫌った原因とのことです。

この日の取引では時価総額が500億ドル近く減少し、失った時価総額は米自動車大手フォードの時価総額にほぼ匹敵するといわれています。

テスラの時価総額が上がり過ぎてバブルに近いことはわかりますがこれほどの下落幅となると不安視されても仕方ないでしょう。

アナリストたちは世界的な競争激化、世界的な需要低迷でテスラ株が今後数カ月、一段と下落するとみています。

テスラ社が発表した第4・四半期(12月31日まで)の納入台数は40万5278台と、リフィニティブがまとめたアナリスト予想の43万1117台を下回りました。物流を巡る問題や需要懸念の高まりなどが要因としています。なお、2022年の納入台数は40%増加していましたが、目標の50%増には届かなかったということです。

これだけ見ても世界的需要の減少はテスラ社に関しても逆風といえるでしょう。同社に対する期待感が高すぎたとの見方もありますが、今しばらくは厳しい株価となりえるのかもしれません。

テスラ株価急落はTwitter買収が問題!

テスラの時価総額は、イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が米ツイッターの買収を完了して以降、約3700億ドル減少しています。

マスク氏が買収資金を調達するためテスラ株を売却したことや、同氏がツイッターの経営に時間を割かれるとの懸念が株価下落の一因となっているともされています。

本業に力を入れてほしいのにTwitter買収に明け暮れていたマスクに対する失望感も影響しているのでしょう。電気自動車産業だけに力を入れればいいのに他に話題を作りたがる経営者に問題があったのかもしれません。

自社株を売却すれば当然のことながら株価は下落するはずなので自業自得といえますが・・・!

まとめ

今回はテスラ株価急落の原因は?理由は何か?Twitter買収が問題か?について調べてみました。

2023年初めのテスラ株価の下落の原因はテスラ社が目標としていた業績予想とアナリストたちが予想していた数値に乖離があったことからでした。

電気自動車産業は成長産業ですが、過熱気味がところがあったので少し冷静になったものと思われます。

また、イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が米ツイッターの買収を完了して以降、約3700億ドル減少していることからTwitter買収のためにマスク氏が自社株を売却してしまったことも影響したようです。

いづれにしても2023年の世界経済を占う同社の動きに今後も注目が集まりそうです。

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